先週、事業承継税制について学びました。

大きな改正があり納税者からすると制限が緩和され、また納税猶予が打ち切られた場合の考慮もされ、いい改正なのかな…

という感触があります。

ただ、

この制度について実際に申告・管理していくわたしたち専門家からみたらどうだろうという視点からのお話をうかがいました。

まず、

説明しないことのリスク→猶予対象株式・対象となる先代経営者と後継者・特例を受けるための会社の要件について緩和されたことの説明責任の重さ

次に、

管理し続けることのリスク→経営承継期間内・経営承継期間等の経過後の届出や担保提供を怠ったときの責任重さ

しっかり考えて準備したいと思います。

加えて、なぜ国がここにきて制度を緩和したのか？中小企業庁の本音として優良企業の存続・雇用の維持を挙げていました。
わたしたちにとっても優良企業の存続大切に考えなければいけないことです。